作品げんないへの思い
現代は平賀源内が生きた江戸時代に比べれば様々な文化、芸術、価値観があり自由に 物事を考えられる時代といわれています。
しかし様々な価値観があり、それを若者達は自ら選択肢することができる反面、1つの価値観の中でしか 物事を考えられなくなりその世界を極めても、自分と違う
価値観の友達や知人とはうまくコミュニケーションをとれず、ある一種のグループの中で しか自分を表現できない若者が増えてきているように感じます。
そんな中平賀源内という人は両国の見世物小屋で人の夢、多様な価値観を認め
「好 きなことをやれ、今は認められなくとも、いつかその夢が叶う時がくる」と言い、
人間の多様性を認めた人なのではないかと思います。現代の中学 生、高校生達に大人になった時に自分の夢を信じ、
さらに輝く他人のそれぞれの多様な夢も受け入れ認められるような人に育ってほしいと願いこの 作品を届けたいと思います。
わらび座 げんない 始動!
来年度の作品がわらび座のげんないに決まりました。
2016年9月4日公演
わたしたち こどものあしたプロジェクトが結成して
10作品目です。
その作品の主役 げんない役の三重野葵くんが佐倉に
12月2日に来てくれました!
葵くんは
2010年の『アトム』で トキオを演じています。佐倉には2度目です。
このときは人間の心をもつトキオを演じている。
彼はつぎつぎといい作品にめぐまれて、役によって自分が育てられていると。
今の時代戦争など各地で起きている。
明るい未来をかえるのは人間の心のやさしさと力つよさです。
『げんない』は明るい未来をつくろう 夢をもって生きることの大切さを伝えている。
演出横内謙介さんは「おもちゃ箱をひっくりかえしたような舞台をつくる」
ロック バラード ゴスペル そして浄瑠璃とはなやかな舞台になります。
「この作品は若い世代の方々にみてほしい。観終わった後、夢を思い描き、
仲間の中で夢を語ってもらいたい。夢を語ることは未来をつくることだと思います。
未来を感じさせる舞台になるようにがんばります。」
最後に
舞台の中で感動セリフを
みんなの前で力強く語ってくれました。
『ブンナよ、木からおりてこい』
ブンナ、ご来場の御礼
水上勉さんの珠玉の言葉たちを、劇団青年座の役者さんがからだを張って魂を込めて伝えてくれた舞台でした。
満席の観客席も役者さんの気合をしっかりと受け止め、最後の命の輝きに到るまで舞台と一体になって歩を進めました。
会場には多くの子ども達がいましたが、しびれるような緊張を必死でこらえ、刹那のなかで放たれる冗談を共に笑い、最後に又村に戻ってきたブンナに大きな拍手をしていました。
難しいところもあったかもしれませんが、子ども達の中に、ひとつでもふたつでも、刻まれた言葉があったら、また何か心に残るシーンがあったら幸いです。
こどものあしたプロジェクトは、さまざまな矛盾に満ちた今日を生きる子ども達を応援しています。
辛い時悲しい時心が折れそうになった時、どうぞ、ブンナ、を思い出してください。
自分の中に再び蘇ってくる力を感じることが出来るかもしれません。
ご来場いただき、共にすばらしい一期一会のひと時を創っていただき、ほんとうにありがとうございました。
こどものあしたプロジェクト
代表 黒木裕子
7月5日公演まであと数日
公演7月5日まであと数日になりましたね。
ブンナ役の逢笠さんに昨日近況を聞きました!
先ほど稽古場バラシが終わり、明日から日野に移動します。
今年からまた新たなキャストになり、新鮮な気持ちで稽古に取り組めています。
新たな役者同士が集まって、より面白い化学反応が生まれそうです。
これからゲネプロに向けて、もう一つ上のレベルを目指して頑張ります。
劇場でお会いできるのを楽しみにしています!!
ブンナの事前ワーク 「命のつながりを感じてみよう」
講師は小林さん(SKS)で水上勉の原作をみんなで読んでみよう!のワークを6月6日(土)臼井公民館でやりました。
まずはとこやさんといしやさんの手遊びからはじまり
ブンナの作品に出てくる鳶がカエルの捕まえるゲーム。
▲鳶とカエル
赤い帽子が鳶です。捕まる恐怖 生き残る喜び
カエルは必死で逃げ回る。鳶がみていないまに陣地へ。
▲小林さんが本のあらすじをはなす。
▲グループに分かれて その場面を役に応じて読む。
▲各グループ みんなの前で読み合わせ
▲みんなで「ブンナ!」
感想
*それぞれの生き物が一生懸命生きている世界を改めて知り、自分も一緒なんだとしみじみかんじることができました。本番が楽しみです。
*ブンナのきもちがわかった。
本番は7月5日(日)佐倉市民音楽ホール 開演17時30分~
*チケットのある方は忘れずにきてね。
*チケットのない方はSKS(NPO佐倉こどもステーション内 こどものあしたプロジェクトへ)TEL043-487-1655)へお問い合わせくださいね。
前売り料金(当日券500円増)
大人 3600円 親子 4800円
子ども 2000円 学生 2500円 障がい者 1000円
子ども劇場千葉県センターの副理事長綿貫さんが取材!
昨日(6月1日)SKSの事務所で子ども劇場千葉県センターの季刊誌
ぐるっと房総の文化体験のコーナーの取材を黒木さんが受けました。
綿貫のばらさんは前八千代こども劇場のころからの知り合いでとても
ざっくばらんに取材されました。
一番の感想は
綿貫さんは「ブンナよ、木からおりてこいは私がいままで観た演劇の中で
ナンバー1 ナンバー2にはいる作品です。」とおしゃつていました。
なぜこの作品を選びましたか?
プロジェクトのなかでこの作品を観て
それぞれの感想を話し合い 時間をかけて
決定しました。
子どもたちには大切なものをつかむ力がある。
子どもの力を信じよう!
この作品は高学年むきに
思春期をむかえる中学生に是非みてほしい。
中学生時代はきつい。
自由に一人で舞台は観られる。
ブンナの変化を感じ取ってほしい。
そして
舞台を観続けることはすぐにはよい結果がでるものではないがあとから
いろんな力がでてくる。おこがましいが舞台をみることは教養がつくと
黒木さんは言ってました。
綿貫さんは当日鑑賞後 中学生に感想を聞いて
7月発行のぐるっと房総の原稿に間に合わせるようです。