作品げんないへの思い
12月2日に三重野葵さんと一緒に来てくれたわらび座の高橋さんがこの作品への
思いを語ってくれました。
現代は平賀源内が生きた江戸時代に比べれば様々な文化、芸術、価値観があり自由に 物事を考えられる時代といわれています。
しかし様々な価値観があり、それを若者達は自ら選択肢することができる反面、1つの価値観の中でしか 物事を考えられなくなりその世界を極めても、自分と違う
価値観の友達や知人とはうまくコミュニケーションをとれず、ある一種のグループの中で しか自分を表現できない若者が増えてきているように感じます。
そんな中平賀源内という人は両国の見世物小屋で人の夢、多様な価値観を認め
「好 きなことをやれ、今は認められなくとも、いつかその夢が叶う時がくる」と言い、
人間の多様性を認めた人なのではないかと思います。現代の中学 生、高校生達に大人になった時に自分の夢を信じ、
さらに輝く他人のそれぞれの多様な夢も受け入れ認められるような人に育ってほしいと願いこの 作品を届けたいと思います。