「ブンナよ、木からおりてこい」の演出 磯村純氏より
2月8日のワーク後に磯村さんに質問をしました。「ブンナ~」の作品に向けての熱い思いを寄せてくれました。
①この作品への思いは?
「ブンナよ、木からおりてこい」は青年座の財産です。生命の大切さ、そして生きる事の喜びを長きに渡り歌い続けてきました。
私自身、その作品に心を動かされた人間の一人です。そして今、その作品に演出として関わっていられる事を誇りに思っています。
小さな生き物たちの力強い生命のメッセージを佐倉の皆様に感じていただければ…思っています。
②役者は演出家が決めるのですか?
青年座の公演の場合、基本的には演出家が中心になって役者を決めます。
③この作品の良さ。
「ブンナよ、木からおりてこい」は、その世界観を表現するために様々な演出の手法を盛り込んでいます。
が、一番の魅力はやはり「俳優」です。
登場する動物はすべて出演者たちが身体表現を駆使して演じています。これは初演から変わらないこの芝居の魅力です。
俳優が舞台狭しと走り、踊り、歌う。躍動感あふれる舞台になっています。
力強い体からあふれる力強い命の歌がこの作品の最大のアピールポイントです。