来年度の候補作品
5月20日(火)
定例会の前に劇団青年座 代表 森正敏さんが来年度の候補作品
「ブンナよ、木から下りてこい」の紹介に来られました。
2012年にプロジェクトの6名が新国立劇場に下見にいきました。観に行った
私達は大変舞台に感動し、是非佐倉でもやりたいと思っておりました。
日程それに公演費(大型作品)などで折り合いがつかないでいました。
今回機会があり まずお話を聞きました。
なにしろ大型作品なのでプロジェクトメンバーにもう一度会議で話し合いしてから、
決定することになりました。
*佐倉おやこ劇場では1987年に上演されていました。
ブンナの紹介
『ブンナよ、木からおりてこい』は1978年4月28日
青年座の本拠地・青年座劇場で産声を上げました
当初は中学校・高校の演劇鑑賞教室として体育館をめぐり、
次には全国の子ども劇場・おやこ劇場の子どもたちと出会い
それから全国の演劇鑑賞団体の皆さんに例会として迎えて頂き
中国、ロシア、アメリカ、韓国、と海外にも出かけて行きました
そして積み重ねた上演回数が1140回
青年座で最も多くの俳優、スタッフがかかわった青年座の財産演目です
この間、演出家は初演の篠崎光正から始まり
宮田慶子、鈴木完一郎、黒岩亮と変りました
極めて珍しいことです
その都度私たちは時代の中で“ブンナ”と向き合い
今を生きる人々と共感できる“ブンナ”をつくり上げて来たのです
2011年3月11日、私たちは東日本大震災を経験しました
この悲惨な出来事を経て私たちは改めて
この日本で、世界で、生きることを考えました
そして、2012年8月20日、五代目演出家・磯村純中心に
新たなスタッフ、キャストで新生ブンナを立ち上げました